2006-01-01から1年間の記事一覧

もう年明けかよ

自分の人生はたそがれていて、あとは長い余生を送るだけだという気がしてならないのはなぜだろう。 山崎マキコ先生の『マリモ』の中の一節だ。この一文は偉大だよ、ほんとに。 電車でちょっとうたた寝してる間に目的の駅を通り過ぎてしまい、まじやっべー!…

健全な身体には健全な精神が宿る

昨日はサークルのクリスマス飲み会があった。こういう楽しいイベントに出席すると、普段人付き合いの少ない僕はうまく人と話せているだろうかと、つい不安になる。何かとぼーっとする癖のある僕は、ともすると相手を退屈させたりイラつかせたりしちゃうので…

私はもう私が分からなくなって来た。

僕は大学生になって、一体何をやりたかったのだろうか? 高校生のころに本を読むようになり、それで本好きになって国文学を勉強しようと決めたのだったが、今の自分は本当に文学が好きなのだろうか?怪しい。読書家を気取っているただのミーハーだったのでは…

学園祭の日 

きゃー。立派な人間になりたくて、でもなれなかった人間の行く果てはどこだろう? 二十年生きてしまったら、自分を変えることができるチャンスは残っていないものだろうか。 人生ってのは観覧車のようにグルグル回っているものだ。窓に映る景色はそのときし…

好きな漫画は「ワンピース」です。って、絶対そんな事ない。

そうだ、僕は女に飢えているんだ。20歳になってもまだ童貞、でも焦りとか不安とかはネタでしかない、っていうのはどうなんだろう自分。 夢を見た。熊本の実家でエロ本を探す夢。僕は必死でこたつの布団の中やらタンスの中やらをあせくるんだけど、一向にエ…

秋の空に浮かぶ宇宙ゾンビの陰毛

季節が移り変わるのは本当に早いものだ。大学のキャンパス内でも、Tシャツ一枚の人はさすがに見なくなった。気の早い人はもうマフラーを巻いたりしている。時間は待ってはくれない。 さて、今日は久しぶりに学校の体育の授業に出たんだけど、体育を取ってる…

くっきんぐ

よし!鬱の雰囲気を払うためにお菓子づくりに挑戦しちゃうぞ☆ 部屋に立ち込める暗雲とした空気を消そうとして、ホットケーキミックスを使った焼き菓子を作ろうと試みる。 焼き菓子の甘い匂いを充満させ、酒と煙草の匂いのしみついたこの部屋を浄化するのだ!…

栗ケーキ

毎日、毎日、同じことの繰り返しが続いている。どうにかしなければ。 頭ではわかっているつもりになっているが、「もうだめだよ。あきらめちまえよ、人生」と囁いているもう一人の自分がいる。それでまた「どうにかしなければ」という呟きに戻る。永久ループ…

Nくん

「自分は真面目で善良な人間だ」誰もがそう信じていたい。僕だってその一人だ。けれど、ふとした出来事で、心の奥にある卑怯な自分の姿をちらっと見てしまうことがある。 僕の入っているサークルにN君という青年がいるんだけど、N君は僕以上に幸先が見えない…

家で鬱々と酒を飲んでいたら、同宿の安田が、彼女を連れて遊びに来やがった。自分の部屋が、収集のつかないほどに散らかっているもんだから、わざわざ僕の部屋まで来て酒を飲むのだ。なんでまた童貞非彼女暦二十年の僕のそばでいちゃいちゃするのだ。 くそう…

小便男との出会い

近くのドラッグストアにて買い物した帰り道、マンションの駐車場で立小便をしている学生(テニサーだと思う。ラケットしょってたから)に出くわす。犬も歩けば棒にあたるとよく言うが、こんな出会いは極力避けたい。だって、お互いに気まずいもの・・・放尿…

チョコボール

どうしてこう何もしないままに一日は終わってしまうのだろうか。 何かをなすには一日は短すぎる・・・って、こんな言い訳ばかりしてるから僕はだめなんだ! 学校の帰りに八剣伝に寄って、奥山くんと二人で酒を飲む。 「俺、子供のころからまわりにケンカ売り…

飛ばない人力飛行機

誰も俺の名前なんて知らない。寺山先生の「書を捨てよ町へ出よう」という映画を見て、じんとくる。 飛ばない人力飛行機を引きずって、僕はどこまで走り続けることができるのだろうか。 僕が小さかったころは、自分が大学生になるなんて信じられなかった。ぜ…

三山木マラソン

ブルーマンデー、憂鬱な月曜。いくら準備は出来ていなくても、毎日は僕を待ってはくれない。 朝8時に学校に行き、授業を受けて昼飯食って、そのあとに残された膨大な時間を、僕はどう乗り切ればいいのだろう? 神様は残酷だ。どう動いたらいいのかよく分か…

自分がこんな人間であることが恥かしい

日曜日だというのに朝から気だるい。どこに行く気もしない。だから毛布にくるまって、ひたすら一日が終わるのを祈った。休みの日はいつもこんな感じだ。普通の人はバイトに励むなり、サークル活動に頑張るなりで、長い一日を過ごしているだろう。僕にはどう…

身を削りながら、イデーっと絶叫しつつ毎日を疾走しているようだ

高校時代の友人Sくんは受験シーズンの2月に「オクナって、大学に入ったら絶対オタクになってそうだよな」と僕の未来を予言してくれたのだが、その何気ないひと言は今思い出すと実に恐ろしい。 今日は夜9時くらいに奥山くんのアパートに遊びに行き、二人で…

ちきん

最近夜寝る頃になると、無駄なことで悩んでしまって眠れなくなる。煙草のせいで肺ガンにならないだろうか・・・とか、不摂生でハゲにならないだろうか・・・とか。ごくまれに有意義な一日があったりすると、そういうときに限って、しょーもない悩みにとりつ…

PHP文庫

昨日久しぶりにブログを書いていたら急に気が暗くなり、体育座りでうつむいて屁をこいた。 大学の哲学の講義を今日は受けてきた。 印象に残った一言・・・「汝自身を知れ」byソクラテス なるほど!それじゃあ僕は先先日、友達のうんこを食いかけた自分と向き…

チンカス以下

大学の夏休みも終わって、授業も始まり、二十歳目前の僕はいまだに鬱状態。 鬱と躁の二つの点を行ったりきたり。かちこち揺れるメトロノームよろしく同じところを行ったりきたりして、そんなんで将来大丈夫なのか自分・・・ およそ二ヶ月ブログを更新しない…

帰宅

うおお。熊本に帰ってきたぜー!!京都から700キロ。長かった・・・。 途中に起こった様々なイベントをとりあえず記しておこうと思います。 ①大阪で夜、橋の上をチャリこいでたら、車に乗ったヤンキーからコーラをかけられた。走り去る車から爆笑する声が…

ひょひょー。

もう自分自身にうんざりしました。僕は旅に出ます。一からやり直して社会に忠実な犬になります。なってやりますとも。 思えば今までの人生、リアルな体験っていうものがなさすぎた。リアルな恐怖、リアルな喜び、リアルな焦り・・・ そうだ。今の状態のまま…

すべては決まっていて動かないのさ

早朝、煙草を買いに行くため、昨日ランニングした道を通った。夜の名残が当たり一面を群青色に染めていた。サンダルをペタペタさせて歩いていると、ふと車道のアスファルトの上に視線が落ちた。 一瞬、古びたタオルケットに見えた。猫の死体だった。 昨日の…

走る走る。

くっそー。僕は今までの期間何をしていたのだ! PS2、オナニー、飯、睡眠。ああ!なんて単純なサイクル!うんざりする。 人間は一日中、ベッドとトイレとの間を往復するだけでも気は狂わないのである。 ああ、でもこの数日の間で本当に堕落しちゃったなあ・…

寂しいさ、それは。しかしそれでいいのだ。

「おつかれさまです」って言葉は、すごく便利な言葉だと思う。大学生になってから「おつかれさまです」って言葉のありがたさをひしひしと感じた。たとえば大学のキャンパス内で会いたくない先輩や同回生と会った時にも「おつかれさまです!」って言ってしま…

世界の果ての三山木で

久しぶりに死のうと思いました。このまま三山木の土になろうと思いました。こう思うことには理由があるんです。まず、最近テスト期間で引きこもり始めたことが、これに大きく絡んでいると僕はにらんでいます。 これまでサークル活動や、まともなお友達との間…

さんぽ

早朝5時、ケータイの着信音で目が覚めた。電話は友達の奥山君からだった。 「何?どうかしたの?」 「ちょっと散歩せえへん?」 「まだ5時だよ」 「いいやん別に」 「外、すっごい雨降ってるよ」 「気合だよ。そんなの」 クレイジーだ。こんな雨の中で散歩…

where has they been?

最近、joydivisionばっかり聞いている。ひたすらにどん底って感じで、すごい慰められる。 クローサーってアルバムの、イアン・カーティスの這いつくばるような歌声が素敵。 「この世界には、なんの希望もないんだよ。だから君が憂鬱になるのも間違ってないん…

自分は女に飢えている。

ああ、もうなんだかやりきれない。学期末試験への恐怖や焦燥感に打ちのめされた僕は傷ついた自己を慰めるべく、先日、近鉄の電車に乗って実家へと舞い戻った。 家に着いたのは夜中の八時ごろ。玄関のドアを開けると、居間の方から明るい笑い声が漏れてきた。…

あさましかりける

夜中に突然、高校時代の友人から電話がかかってきた。 「あ、もしもし、白井だけど元気してる?」二年のときのクラスメートの白井けんすけ君からだった。 「うん。まあ、元気だよ。でもほんと、久しぶりだね・・・話すの」 少し皮肉っぽく聞こえたかもしれな…

コーラの炭酸抜けるとき無くすもの・・・

今日もまた雨が降った。けどそれもどうでもいいこと。 マンションの隣人の安田という男とまた酒を飲んだ。日本酒を、紅茶で割ると、おいしい。 「そういえば、俺、いい話を聞いたよ」 ラークマイルドを片手に安田が言う。 「ペプシネックスにメントスってい…