2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「おつかれさまです」って言葉は、すごく便利な言葉だと思う。大学生になってから「おつかれさまです」って言葉のありがたさをひしひしと感じた。たとえば大学のキャンパス内で会いたくない先輩や同回生と会った時にも「おつかれさまです!」って言ってしま…
久しぶりに死のうと思いました。このまま三山木の土になろうと思いました。こう思うことには理由があるんです。まず、最近テスト期間で引きこもり始めたことが、これに大きく絡んでいると僕はにらんでいます。 これまでサークル活動や、まともなお友達との間…
早朝5時、ケータイの着信音で目が覚めた。電話は友達の奥山君からだった。 「何?どうかしたの?」 「ちょっと散歩せえへん?」 「まだ5時だよ」 「いいやん別に」 「外、すっごい雨降ってるよ」 「気合だよ。そんなの」 クレイジーだ。こんな雨の中で散歩…
最近、joydivisionばっかり聞いている。ひたすらにどん底って感じで、すごい慰められる。 クローサーってアルバムの、イアン・カーティスの這いつくばるような歌声が素敵。 「この世界には、なんの希望もないんだよ。だから君が憂鬱になるのも間違ってないん…
ああ、もうなんだかやりきれない。学期末試験への恐怖や焦燥感に打ちのめされた僕は傷ついた自己を慰めるべく、先日、近鉄の電車に乗って実家へと舞い戻った。 家に着いたのは夜中の八時ごろ。玄関のドアを開けると、居間の方から明るい笑い声が漏れてきた。…
夜中に突然、高校時代の友人から電話がかかってきた。 「あ、もしもし、白井だけど元気してる?」二年のときのクラスメートの白井けんすけ君からだった。 「うん。まあ、元気だよ。でもほんと、久しぶりだね・・・話すの」 少し皮肉っぽく聞こえたかもしれな…
今日もまた雨が降った。けどそれもどうでもいいこと。 マンションの隣人の安田という男とまた酒を飲んだ。日本酒を、紅茶で割ると、おいしい。 「そういえば、俺、いい話を聞いたよ」 ラークマイルドを片手に安田が言う。 「ペプシネックスにメントスってい…
今日も普通の一日。惰性の力はまだ働いている。 学校の帰り道、奥山くんの部屋に寄ったら、彼はパソコンに向かって、新しく撮った映画の編集をやっていた。 どんな映画なの?と聞いたら、 「宮崎(奥山君の後輩)が、意味不明な日本語を唱えながらパイプ椅子…
今日、大学の哲学の授業で、学生たちの「発表会」があった。 この「発表会」というのは、哲学の授業を受けて自分の感じたこと、もしくは自分の人生について今だから言えること、その他なんでもいいからおもろいことをやれ、というイベントだ。 数人の生徒が…
「人間失格」を読みました。お気に入りの一言→「汝は、汝個人のおそろしさ、怪奇、悪辣、古狸性、妖婆性を知れ!」 これは主人公の葉蔵くんが、「それは世間が、許さない」と偉そうに説教する堀木くんに対して、心の中で叫んだ言葉です。めったに怒ったりし…
今日大学に行ったら、先日辞めたばかりのサークルの同回生の子とばったり会った。 「おぉい、オクナぁ、○○サークル辞めんの?っていうか辞めたんか。お前さ、人の迷惑とかもうちょっと考えろよ。急に辞めちゃってさ」 ・・・・・。 見下されている気がする。…
ミルボーレおじさんの休日は、至極退屈なものだ。彼の休日は一日中街を散歩することで終わる。 今日はミルボーレおじさんの2784回目の休日だ。 休日はいつもミルボーレおじさんはお気に入りの茶色の木靴を履いて行く。 今日もミルボーレおじさんは木靴を…