PHP文庫

昨日久しぶりにブログを書いていたら急に気が暗くなり、体育座りでうつむいて屁をこいた。
大学の哲学の講義を今日は受けてきた。
印象に残った一言・・・「汝自身を知れ」byソクラテス
なるほど!それじゃあ僕は先先日、友達のうんこを食いかけた自分と向き合わなければならないってことですね!先生!
ソクラテス先生は僕に死ねと言っているようです。
そりゃあなたみたいな哲人にはできただろうけど、凡人には、ましてや僕みたいなチンカス以下の人間には無理な話ですよ。生まれてきてからの恥が多すぎですもん。
普通の人は本当は本当の自分なんて知りたくない。こうあってほしい自分の姿を重ねて、それでなんとか毎日を送っている人がずいぶんとこの世界にはいるはずだ。
昔の偉い人たちは「こうやれば人生上手くいくよ」って、たくさんの方法を示してくれた。けど、それが今の僕たちにはできないんですよ。だから困ってるのに!
高校生のころはPHP文庫を読み漁って、立派な人間になろうと無駄な努力をしましたよ。
「いつも笑顔をたやさないように」って書かれてあったもんだから、あほな僕はすっかり真に受けて、しじゅうニヤニヤしていました。そしたらいつの間にか人に後ろ指指されて「キモい」とか言われていましたよ。
「こう生きれば幸せになれる」ってことばに浮かされて、恥の上塗りをするのはもう嫌なんだ!
必要なのは「幸せになるにはどうしたらいいか」じゃなくて、「この不幸せな人生をどうしたら好きになれるのか」だと思う。
「もっといい生き方があったはずなのに」と身に余る人生を求めたりするのは、もうPHP文庫でこりごりしてるんです。だから僕は、負け犬としてのダメな人生を、爆笑しながら生きていきたいっす。
でも、最近二十歳も間近になってきて、いつまでもダメだダメだと笑っているのもどうかなぁという気がしてきた。だって口では「ダメだ」とか言いながらも、「別にいいやろ」って思っている自分がいるから。
ソクラテス先生の言うように、ほんとに自分自身を知るために、真正面から向き合う必要性があるかもしれない。でも恥さらしの半生を振り返るのも死にたくなってくるしなぁ・・・