だめだめ日和

ああやれん。 やり切れん。

友達が聞きました。もし望みが可能だとしたらどんな仕事につきたい?
彼の希望は、「絶滅危惧種」でした。彼は世界にただ一人しかいないから、誰か保護しないといけないんです。
絶滅危惧種」の彼は無菌室の中で暮らすそうです。
ちなみに、もう一人の友達のKくんの希望は、「ブルジョワジーのために、レンタルするアダルトビデオを選定する仕事」だそうです。すごい!特技が生かせる仕事だ。ちゃんと社会に貢献できてますね。
Nくんの場合だと、「毎日誰かに一万円をもらう仕事」だそうです。素敵。喜捨ですね。喜捨仏教徒みたい。

では、僕のつきたい仕事は何かというと、「ボタンを押す仕事」です。一回ボタンを押すと、誰か一人が幸せになるんです。気が向いたときだけ押します。毎日、誰かを救ってはいられません。疲れますから。


ああ、もう駄目だ。


もう駄目だ、って書くと、書いている自分が癒されますね。ホッとしますね。居てもいい気がしますね。ホイミみたいです。連呼しましょう。もう駄目だ!もう駄目だ!



・・・とかやっていると、心の中の超自我が「何様のつもりだ?」と、詰め寄ってきます。
苦しいです。誰かにビンタされても文句は言えません。でも、誰もはたいてくれません。やったぁ。ラッキーだぁ。きひひ。眉間に皴。

これがあれですね、実存というやつですね。存在の痛みというやつですね。実存はつらいです。
ああ、ほんと、CGになれたらいいのになぁ。
あ、言い忘れてたけど、僕がつきたいもう一つの仕事はCGです。
CGになれば、お腹もすきません。痛みもありません。
しかし!ロードするのにすごく時間がかかります。
何故かというと、僕がすごく頭が悪いからです!頭の回転が亀です。動作が重いです。

お医者様によると、僕の脳は5分の1機能していないそうです、たしか。
高校のときはそれで随分いじられましたが、もう昔の話です。

すみません不愉快ですか?何か書こうとすると、「うわぁ・・・」ってなる文章しか僕には書けません。そんな思考回路になってるんです、脳が。はあ・・・。


言い訳ばかりですね。


モーリス・ブランショによると、自分で自分を蔑むのは、誰かに自分を否定される痛みを避けようとするためだそうです。まんま、僕だ。他人に笑われたくないから、自分で自分を笑うわけです。他人に責め立てられたくないから、自分を責めるわけです。そして、動かないのです。動かないのか!


気が重くなってきたので、たとえ話をします。
世の中にはロックという音楽がありますよね。ロックとは自分の気持ちを叫ぶ音楽です。それじゃあ、もし、ステージで「僕のことを愛してください!お腹の痛い僕を愛してください!仕事のない僕を愛してください!性格の歪んでいる僕を愛してください!」なんて、ありのままの気持ちを叫んでお客さんが皆帰ってしまったとしたら、ロックっていったい何のためにあるのでしょうか?観客が誰もいないのに、歌を歌い続けるのでしょうか?
でも、僕は、自分の気持ちに嘘をつかないことはとても大事だと思います。それを突き通すのは、難しいことだけれど。


ああ、明るい話が書けるようになりたい。なので、明るい出来事を書きます。
たい焼きが、おいしかった。 おわり。
でも、もちろん嫌なこともあったわけで、今日コンビニで野菜サラダを買ったのですが、ドレッシングを買い忘れてヘコみました。生のサラダはちょっときついです。


もしかすると、僕はウンザリするのが好きな人間なのかもしれません。いや、もしかしなくてもそうですね。だけど僕にとって世の中は、良かったなぁと思えることが限りなくゼロに近いので、もうその100倍もある「ウンザリ」を好きになるしかないんです。悪循環ですか。そうですか。


言葉を費やせば費やすほど、どんどん卑屈になっていく自分がいます。自分でそれがわかります。いつか数年後、日記を読み返してみて、今の自分に「大丈夫だよ」と肩を叩いてやれるような人間になりたいです。


そう、なんか良さげなことを書いて、外を見ると、あーあ、雨が降っております。

また今日も雨かよ。やってられるかっての。洗濯物が乾かねーじゃねーか、もう三日も同じ下着穿いてんだぞこっちは。

キレる相手がいないから天気にキレるわけです。寂しいやつです。
・・・でも、天気、ムカつきません?人の都合、平気で無視するし。許せません、許しません。断じて。

っていうか、パソコンの調子がおかしいです。コンピューターウィルスにかかっちゃったんですよね、家のパソコン。オーストラリアにいるときに。なんか変な黒い画面がいっぱい出ます。お手上げです。
あと、老朽化のためか、「t」のキーが何べん押してもなかなか文字を吐き出しません。だからこの日記の中の「た」行の文字は、僕が必死こいて「t」のキーをぶったたいているから、日記の中に記すことができているわけです。こんな駄文を書き記すために、「t」の文字と何べんも格闘している僕がいるわけですよ。自分でも暗くなるような文章を記すために僕はアホみたいに何度も「t」のキーと格闘しているんですよ。
「t」のせいで僕にストレスがたまります。僕もパソコンも限界です。


あーあ、お金が欲しいな。
お腹すいた。メロンパンが食べたい。アンパンでも可。さようなら。